アウラニで開催されているディズニー・タイムシェア(DVC)説明会に参加してきました
DVC(ディズニー・バケーション・クラブ)ってなに??
DVCの説明会に参加する方法
一番近いDVC説明会会場はハワイ「アウラニ・ディズニー・リゾート」
アウラニに宿泊する場合は、敷地内のいたるところにDVCの勧誘のために立っているキャストがいるので、その方に声をかければ案内をしてくれます。
アウラニ以外に宿泊している方は以下のショッピングセンターにDVCカウンターがあるので、そこから問い合わせや予約ができます。
- アラモアナセンター:モールレベル2 F/エヴァ(西)ウィング
- ロイヤル・ハワイアン・センター:ビルディングC/1階のキオスク
ちょうどハワイに行く計画を立てていたので、アウラニに宿泊して、ついでにDVCの説明会にも参加したいな〜。と、私の頭は完全にお花畑状態になっていました。
とはいえ、DVC熱が高まっているのは私のみ。
我が家の財務大臣である夫は、DVCは愚かアウラニの宿泊にも乗り気ではありません。
なぜなら、アウラニの宿泊料金が高いから…(´Д` )
※2018年6月30日(土)の料金です。
土日に宿泊をしようとすると、キッチンや洗濯機がついているヴィラタイプは、一番安いタイプのお部屋でも素泊まりで1泊10万円を超えます。
キッチンがついていないタイプのお部屋でもこのお値段…。たった36平米なのに!!
うう。敷居が高い、高すぎます。
アラモアナセンターで説明会の申し込み
ということで、今回はおとなしくヒルトンの宿泊を選択。
アラモアナセンターのDVCカウンターに立ち寄って、説明会の申し込みをすることにしました。
ちなみに、ディズニーストアの前にワゴンでDVCスタッフがいましたが、ヒルトンの勧誘スタッフと違ってそこまで積極的に声がけはしていません。
でも、フラ〜っと歩いている人たちが立ち寄っていきます。さすがディズニーブランド!!
説明会での勧誘についても、「ミッキーに誓ってしつこい勧誘はしません!安心してくださいね♪」とお姉さんがニコニコ話していたのが印象的でした。
説明会参加者への特典
タイムシェアの説明会(内覧会)に参加すると、以下の特典が受けられます。
アウラニまでの無料送迎
説明会会場であるアウラニまでは無料で送迎をしてくれます。
アウラニまでワイキキから車で行くと1時間くらいかかるので、タクシーに支払う金額を考えたらこれは結構お得です。
我が家の場合はアウラニのマカヒキで朝食を食べたかったのと、レンタカーも借りていたため自分たちで行きましたが、交通手段がない人には嬉しいサービスです。
ディズニー・ギフトカードのプレゼントもあり!
タイムシェアの説明会は約60分から90分ありますが、説明会終了後に、たとえ契約をしなくても50ドル分のギフトカードがプレゼントされます
アウラニでは、ディズニーグッズの限定グッズも販売しているため、お土産目目当てでDVCの説明会に参加する方もいるんだとか。
アウラニ以外にもアメリカのディズニーリゾートで使用することができるそうです。
託児所の利用
内覧会をしている間、子供連れの人はアウラニディズニーリゾート内にあるキャスト常駐のプレイエリア「アンディーズ・ビーチ・ハウス」を利用することができます。
ただしこちらは定員があるようなので、スタッフへ要相談となります。
説明会参加時に持っていくもの
説明会に参加するための条件として、
- 夫婦で参加すること
- パスポートを持参すること
と、2つの条件を伝えられました。 ウキウキしすぎてうっかりパスポートを忘れないようにしてください。
【実録】アウラニのDVC説明会
ディスカバリー・バケーションクラブ・プレビューセンターへ
DVCの説明会会場は、アウラニディズニーリゾート内にある「ディスカバリー・バケーションクラブ・プレビューセンター(2階)」で行われます。
エントランスから入って右手に進んだ場所にありますが、車で行く場合は駐車場から出てすぐの扉から入ると、すぐ入り口にたどり着けます。
プレビューセンター入り口にはディズニークルーズのドリーム号の模型が置かれています。
受付を済ませると、応接室に通されます。私たち以外は誰もいません。写真には写っていませんが、テレビにはディズニーリゾートの紹介VTRが流れています。
家族全員に名前シールが配られます。兄と妹の名前を聞かれ、背中に名前がローマ字で書かれたシールを貼ってもらいました。
まずはアウラニ・ディズニー・リゾート内のショールームを見学
応接室で待っていると、日本人のDVCスタッフさんが挨拶に来てくれました。
「お部屋での説明の前に、ショールームを見てみませんか」と提案され、まずは子供も一緒に1階にあるアウラニの1ベッドルーム・ヴィラの見学からスタートです。
DVCのお部屋のタイプは全部で4つあります。
- デラックス・スタジオ(最大4名)
- 1ベッドルーム・ヴィラ(最大5名)
- 2ベッドルーム・ヴィラ(最大9名)
- 3ベッドルーム・グランドヴィラ(最大12名)
1ベッドルーム・ヴィラ
※1ベッドルーム・ヴィラ間取り(公式サイトより)
DVCのスタッフさんがお部屋の特徴を説明してくれます。全体的にちょっと暗いです。
リビングのソファ(画像上)はソファベッドになります。
テレビ台もベッドに早変わり。大人には小さいサイズですが、子供が喜びそうです。
ダイニングテーブルはソファタイプなので子供も座りやい。キッズチェアもありました。
キッチンはオーブン、食洗機、電子レンジ、コーヒーメーカーが完備。キッチンはヒルトン(HGVC)と同じような感じでした。タイムシェアの一般的なキッチンがこのタイプなんでしょうか。
IHタイプです。炊飯器やトースターもあります。
こちらはベッドルームです。
ベッドルームの横にはバスルームがあります。お風呂横の扉は開閉できます。
洗面台はヒルトンのグランドアイランダーと比べるとコンパクトです。
シャワールームはバスタブと離れています。トイレ横切らないといけないし何だか不思議な作りですね^^;シャワールームには段があり腰掛けながらシャワーを浴びることも出来ます。これは子連れや高齢者には嬉しい。トイレの隣にも洗面台があります。
デラックス・スタジオ(最大4名)
1ベッドルームのお部屋の隣にスタジオタイプのお部屋もあり、続いてそちらの見学です。
1ルームタイプなので、ベッドルームとリビングは一緒です。こちらのソファもベッドになるので最大4名まで宿泊可能です。
簡易キッチンがついていますが、電子レンジとコーヒーメーカーくらいしか使えるものはありません。ヴィラタイプにはついている、洗濯機や乾燥機もついていません。
バスタブ、シャワーは一体型です。
どちらのお部屋にもありましたが、子供用のステップがあるのも子連れにはありがたいです。これがあれば洗面台で子供を抱えて手を洗わせる手間が減ります。
商談ルームへ
写真が下手すぎてすみません…。4名がけのテーブルとテレビがあるお部屋です。
コーヒーやミッキーの形をしたクッキーやカップケーキが廊下に置いてあり、自由にもらうことができます。子供にはミニッツメイドのオレンジジュースを持ってきてくれました。
子供が遊べるスペースがお部屋の一角にあります。iPadでディズニー映画も見せてくれました。
お兄ちゃん(3歳)は「アンディーズ・ビーチハウス」へ
「アンディーズ・ビーチハウス」は、3歳から12歳までの子供が対象の託児施設で、5,200平方メートルの施設の中で行われる様々なアクティビティを宿泊者は無料で利用することができます。(一部有料のアクティビティもあり)
夫が一番興味を持ったのが、この「アンディーズ・ビーチハウス」の存在です。
というのも、夫は息子の英語教育に力を入れていて、ここなら施設内の会話は英語なので、ちょっとした語学留学気分が味わえるのでは?と考えたから。
いよいよDVCの商談へ
落ち着いたところで、DVCについて具体的な説明が始まりました。
DVCの魅力や利用方法について
まずはディズニーリゾートやDVCの魅力について話を聞きます。
VTRを交えつつ、世界中のディズニーリゾートやクルーズについて説明を受けるので、この段階でかなり私のテンションはかなり上がってしまいました(笑)
DVCの主な魅力については、以下のような説明を受けました。
ディズニーの高級リゾートが利用しやすくなる
DVCでは、不動産所有権を購入し、所有した所有権の規模によって毎年バケーションポイントがもらえます。
例えば、アウラニに宿泊したい場合、100ポイントあれば、1ベッドルーム・ヴィラなら2泊から3泊。ホテルルームやスタジオタイプなら6泊程度利用することができます。
ホーム・リゾート・優先予約
ハワイのアウラニ以外には、DVCはカリフォルニアのディズニーランド・リゾートと、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあります。
購入したリゾート(ホーム)は、チェックイン日から11ヶ月前から8ヶ月までを優先的に予約が取れるようになり、7ヶ月前からはホーム以外のリゾートもポイントを使って宿泊が可能になります。
アウラニはDVCメンバー以外に解放している部屋数が少なく、夏休みやゴールデンウィークは一般予約が取りづらくなります。
この時期に予約を確実に取りたい方には、このホーム・リゾートの優先予約は魅力的だと思います。
1泊から宿泊可能
DVCのポイントは一泊から利用できます。
ヒルトンのタイムシェアの場合、ポイントの利用は3泊以上でしか利用できないため、うまくやりくりしないとポイントを余らせたり足りなかったりすることがあります。
また、希望の部屋があっても2泊分しか空いていないと、ポイントを利用して宿泊することができない点が不便です。
なので、1泊からポイントを利用できるDVCのシステムは私には魅力的に感じました。
フロリダのWDWにはDVCが10以上あるので、ホテルめぐりをするのも楽しそうです。
ポイントが足りない場合は買い足せる
例えば、100ポイントを持っているけれど予約に必要なポイントは114ポイント。14ポイント足りない。
そんな時のために、予約時に足りない分のポイントは、最大24ポイントまで現金で買い足すことができます。だいたい一泊分の足しになる感じでしょうか。
1バケーションポイントは15ドル。1回限りしか使うことができず、繰り越しや返金はできません。
これに関しては、少し物足りなく感じました。
ヒルトンのHGVCオーナーは1ヶ月前からオーナー価格で宿泊することができるので、ポイントが足りなくても部屋さえ空いていれば格安で宿泊することができます。
DVCの場合は、ポイントがなければ宿泊できません。ポイントがないときでも利用できるメンバー料金があれば嬉しいですね。
ポイントの繰り越しや前借りの手数料が無料
DVCでは、ポイントの繰り越しや前借りに手数料がかかりません。ヒルトンの場合は繰り越す時に100ドル以上手数料がかかるので、これはかなり良心的です。
世界中のディズニーリゾートでポイントを使って宿泊できる
DVCのポイントを使って、DVC以外の世界中のディズニーリゾートホテルに宿泊することができます。
ただし、必要ポイント数や手数料を考えると、正直割高に感じました。
例えば、東京ディズニーシーのホテルミラコスタで利用した場合、一泊に必要なポイント数はスーベニアルーム(ヴェネツィアサイド)で最低56ポイントです。ハイシーズンになればさらに必要ポイント数は上がるので、他のDVCの施設と比べてしまうともったいなく感じます。
ディズニー・クルーズでも利用できる
ディズニーファンなら一度は憧れるディズニーのクルーズラインにもポイントは使えます。一人分をポイントで支払えれば、同伴者は現金支払いができます。
日本語対応のオペレーターがサポートしてくれる
宿泊予約や相談など、専用のフリーダイヤルから日本語対応のオベレーターにすることができます。
宿泊以外にも、WDWやDLRの相談などもできるようなので、行く前にいろいろと情報が聞ければ便利なのではないでしょうか。
メンバー特典が利用できる
リゾート内のショッピングや食事で10%の割引を受けられたり、メンバー限定のイベントに招待されたり、DVCメンバー限定の特典がいくつもあります。
残念ながら今の所日本で利用できるサービスはないようですが、ハワイやアメリカで宿泊するときはメンバー特典をフル活用して楽しむことができます。
購入価格や管理費の説明
もちろん、DVCはメリットだけではありません。最大のデメリット、それは安価な買い物ではないというところです。
アウラニのDVCを購入する場合、
- 購入価格(1バケーションポイント=182ドル)
- 契約手数料(528ドル)
- 年間管理費(1バケーションポイントにつき7.54ドル)
この3つがかかります。※2018年5月当時の値段です
高い。
高いです。
しかも年会費は定額ではなく、年々上がっていく傾向にあります。毎年年会費が上がっていけば、最終的に維持するのが厳しくなることだってあるかもしれません。
ninakeru一家はDVCを購入したのか!?
DVCを人すすめる??
タイムシェアにはメリットもデメリットもあるので、購入についてはよく考えた方がいいとは思います。
我が家の場合、マイルをたくさん貯めているので航空券代はタダ同然です。そのため、年に一回の海外旅行が実現します。
でも、航空券代が4人分かかっていたら、1年に1回海外に行こうなんて贅沢すぎてとても無理!!海外にタイムシェアを持とうなんて考えもしなかったと思います。マイルに感謝です。
私が実践しているマイルの貯め方について興味がある方はこちらの記事もご覧ください^^
タイムシェアは年会費もかかるし、利用してこそ価値があると思います。
不動産なので使わなくなったら売ることもできますが、元がとれるほどの値段で売れるともあまり思えません。
ディズニーが好きな方で、よく海外に行く方には良い買い物になるのではと思います。
我が家の場合、まだ実際使っていないので期待のみ高まっていますが、アウラニの説明会は楽しかったし、何よりDVCを購入してハワイやアメリカに行く楽しみが増えました。
いきなりWDWはフライト時間も長いので、来年はとりあえずカリフォルニアから攻めてみようと思います♪
こぼれ話
DVCの説明会の日に購入を決めたんですが、商談が夕方までかかったため、時差の関係でその日にシステム登録ができませんでした。
ということで、次の日もレンタカーでアウラニへ。
ちゃっかりもう一度50ドルの商品券をもらったうえ、アウラニのプールまで利用させてもらいました♪
ということで、次回はアウラニのプールについて書きたいと思います。