ANAの特典航空券が取れないと嘆いている人注目!
ANAの特典航空券をゲットするためにANAマイルを貯めていたのに、全然特典航空券が取れないと嘆いているそこのアナタ。マイルが特典航空券分貯まらないと嘆いているそこのアナタ。ANA SKYコインの存在はご存知ですか?
特典航空券が取れなくても、マイルが特典航空券分貯まらなくても、貯めたANAマイルを有効活用できる方法を紹介します。
これを読めば、貯めたANAマイルを無駄にすることなくお得に旅行をすることができます!
- ANAの特典航空券が取れないと嘆いている人注目!
- ANAスカイコインとは
- ANAスカイコインを貯める方法
- ANA SKYコインのメリット
- ANA スカイコインのデメリット
- ANA SKYコインのQ&A
- スカイコインは使い方次第では優秀アイテムになる!
ANAスカイコインとは
【ANA SKYコインの特徴】
ANA SKY コインは、ANAホームページで航空券や旅行商品(国内ツアー・海外ツアー)のお支払いにご利用できる電子クーポンです
- 1コイン=1円(10コイン単位)で利用できる
- 利用できる人:会員本人・会員の配偶者・会員の2親等以内の親族
- 有効期限:交換月より12ヵ月目の末日(キャンペーンなどで獲得した場合は有効期限がそれぞれ異なる)
ANAマイルを貯めている人のほとんどは、特典航空券を利用して無料で飛行機に乗るためにマイルを貯めていると思います。
でも、マイルを貯めても簡単に特典航空券が利用できずに悔しい思いをしている人も多いのではないでしょうか。
- 特典航空券分のマイルがあっても人気の期間や区間の予約が取れない
- マイルが全然貯まらず有効期限が過ぎてしまう
こんな経験があるのなら、ANA SKYコインの利用がオススメです。ANA SKYコインは、主に以下の2つの利用方法で有効活用することができます。
1・ANAの航空券(国内線・国際線)が購入できる
ANAマイルからANA SKYコインへの交換レートについては後述しますが、ANA SKYコインは「1コイン=1円」の価値があります。
ANAの航空券はANA SKYコインで購入することができるので、特典航空券に空席がなくマイルが利用できない人や、特典航空券を利用するためにはマイルが足ない人も、マイルを利用してお得に旅行することができるようになります。
2・ANAのパッケージツアーが購入できる
「特典航空券は魅力的だけど、航空券だけの利用は不安。海外旅行をするのならパッケージツアーがいい」という人もいると思います。
ANA SKYコインはANAのパッケージツアーの支払いにも利用できるので、旅行は絶対にツアー!という人でも安心です。
ANAスカイコインを貯める方法
ANA SKYコインは主に以下の方法で貯めることができます。
1・ANAマイルから交換する(最大1.7倍)
1マイルからANA SKYコインに交換することができます。1万マイル以上を交換する場合、ANA SKYコインへの交換率は上がっていくので、できるだけ高レートで交換するように工夫しましょう。
交換レートは最大1.7倍ですが、これはANAの上級会員の場合です。
一般会員の場合は以下のようになります。
- ANAのゴールドカードやプレミアムカードを持っている:最大1.6倍
- ANAの一般クレジットカードを持っている:最大1.5倍
- ANAのクレジットカードは持っていない/ANAマイレージクラブカード保有者の場合:最大1.2倍
交換するマイル数が多いほど交換レートも上がりますが、1回で交換できる上限が20万マイルなので、それ以上のスカイコインに交換したい場合は5万マイル以上を複数回に分けて交換するようにしましょう。
2・提携企業のポイントから交換する
ANAと提携している企業のポイントをスカイコインに交換することもできます。
例)
- 永久不滅ポイント:1ポイント → 4.5コイン
- フォートラベル:500ポイント → 50コイン
- アプラス:1ポイント → 5コイン
- エポス:1ポイント → 1コイン
※利用条件や単位は企業により異なります
3・SNSやふるさと納税で貯める
ANAの運営するSOCIAL SKY PARKにツイッターやフェイスブックでコメントをすることで15コインがもらえます。
他にも、ANAのふるさと納税を利用すると、100スカイコインが1回の利用ごとに貯まります。
ANA SKYコインのメリット
ANA SKYコインの利用にはどんなメリットがあるのでしょうか。
航空券が取りやすい
特典航空券は利用できる枠が決まっているので、必要マイルを持っていたとしても航空券を手配できない可能性が高いです。
その点、ANA SKYコインは現金と同じ扱いなので、航空券が販売されている限り自由にANAの航空券を購入することができます。
フライトに応じてマイルがもらえる
特典航空券の利用ではANAのマイルを貯めることはできませんが、ANA SKYコインを利用したフライトはマイルを貯めることができます。
プレミアムポイントがつく
様々な特典がつくANAの上級会員を目指すためには、何度もフライトを繰り返してプレミアムポイントを獲得する必要があります。
プレミアムポイントは特典航空券を利用したフライトでは貯めることができませんが、スカイコインで購入した航空券なら現金で購入した場合と同じ扱いになるのでプレミアムポイントを貯めることができます。
ANAマイルをたくさん保有している人は、上級会員への修行のためにスカイコインを利用すれば、本来であれば50万ほどかかるはずの上級会員への修行を、元手をかけずに行うことも可能です。
10コイン(円)単位で使える
スカイコインは10コイン(円)単位から使うことができるので、少ないマイルしか貯められない人でも無駄なく利用することができます。
また、マイルの有効期限が迫っている人は、スカイコインへと交換してあと1年有効期限を伸ばすことも可能です。
足りない分はクレジットカードで支払える
スカイコインでの支払いで足りない分はクレジットカードで支払うことができます。これにより、ANAマイルを無駄にすることなく使い切ることができます。
燃油サーチャージもスカイコインで支払える
特典航空券を利用しても実は燃油サーチャージや税金は実費負担です。
スカイコインを利用すればこの分も全て航空券代に含まれているので、完全無料で航空券を手配することができます。
ANA スカイコインのデメリット
ANA SKYコインにはデメリットもあります。
有効期限が短い
ANA SKYコインの有効期限は1年間(交換月より12カ月目の末日)と短いです。1月1日に発行した場合、翌年1月31日にスカイコインは失効してしまうので、安易にスカイコインに交換するのではなく計画的に利用するようにしましょう。
特典航空券の利用と比べるとお得感が落ちる
これがANA SKYコイン最大のデメリットです。
特典航空券を利用した海外旅行に必要なマイルは以下の図の通りですが、スカイコインを利用するよりも必要マイル数が少ないのが特徴です。(国内航空券の場合はスカイコインの方がお得なこともあり)
例えば、2018年3月1日からハワイへ往復を航空券を取ろうとした場合で考えてみましょう。
この時期はレギュラーシーズンになるので、ハワイまでのエコノミークラスの特典航空券に必要なマイルは4万マイル必要になります。
一方で、エコノミークラスの正規割引運賃の場合は92,980円(燃油・税込)
4万マイルはANAカードを持っていれば1.5倍のレートでスカイコインに交換することができるので、92,980−60,000=32,980円の実費がかかることになります。
特典航空券の場合もサーチャージ代が別途8,860円かかるので、24,120円が差額になります。
さらに、スカイコインを利用した場合は3,830マイルがフライト後につくので、実際はもう少しお得に利用できることになります。
特典航空券の利用と比べるとマイナスは出てしまいますが、特典航空券の枠や枚数にとらわれずにANAの航空券を購入できることを考えると、デメリットだけではない気もします。
ただし、ビジネスクラス、ファーストクラスとなるとさらにマイルの価値は高くなっているので、スカイコインで購入するよりも特典航空券の利用が断然お得になります。
ANA SKYコインのQ&A
ANA SKYコインでよくある疑問をまとめました。
スカイコインは家族も利用できる?
会員本人、会員の配偶者、同性パートナーおよび2親等以内の家族であれば利用できます。ただし、利用するのには事前登録が必要になります。
マイルに戻すことはできる?
払い戻し手続き時点で有効期限内であればマイルへと払い戻しをすることが可能です。
特典航空券の燃油料をANA SKYコインで支払える?
残念ながら併用することはできません。
スカイコインは使い方次第では優秀アイテムになる!
特典航空券のお得感が強いため、ANA SKYコインに変えるともったいないような気がしてしまうかもしれませんが、実は使い方次第ではかなり使い勝手がいい優秀アイテムです。
せっかくANAマイルを貯めても、使わなければもったいありません。
- 特典航空券が取れなくてANA便を諦めていた人
- マイルが足りなくて特典航空券の利用を諦めていた人
特にこのふた組はANA SKYコインの利用でかなりお得に旅行ができるはずです。ANAマイルの有効期限がきてしまう前にスカイコインに交換して、旅行代金を少しでも安くしてみてはいかがでしょうか。
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