今回のディズニー旅行の宿泊先はヒルトン東京ベイ。
実は、ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員に去年なったものの、それ以降ヒルトンを利用していません。なので、この旅行で初めてヒルトンゴールドの力を実感することとなりました。
ヒルトン東京ベイで私たち家族がどんなゴールド特典が受けられたかを今回は紹介します。
お部屋や朝食の様子もレポートするので、ヒルトン東京ベイの宿泊を検討されている方はよかったら参考にしてみてください。
- ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員とは
- ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員の特典
- ゴールド特典お部屋のアップグレードは!?
- ハッピーマジックルームの客室の様子
- ヒルトン東京ベイの朝食
- それ以外のヒルトンの施設
- ヒルトンゴールド会員はどのくらいお得に宿泊できたのか
- おわりに
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員とは
ヒルトンやコンラッドといったホテルを展開する大手ホテルチェーン「ヒルトン・ホテルズ&リゾート」。
ヒルトン・オナーズは、ヒルトングループの利用時にお得に利用してもらうために作られた会員プログラムです。
会員ランクは、
- メンバー
- シルバー(1年間に4回滞在 or 10泊)
- ゴールド(1年間に20回滞在 or 40泊 or 75,000ベースポイント)
- ダイヤモンド(1年間に30回滞在 or 60泊 or 120,000ベースポイント)
の4つに分かれていて、ランクが上がるほど受けられる特典もパワーアップしていきます。
ヒルトン・オーナーズ会員には無料でなることができますが、シルバー以上はヒルトングループを利用した宿泊数や滞在数によって変わってきます。
上級会員になるための条件を見てもらうとわかりますが、ゴールド会員以上は正直かなりハードルが高いです。
ただし、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカードを持てば、WEB明細サービスとマイ・ペイすリボへの登録&利用で、実質7,470円(初年度は8,560円)でゴールド会員資格を持つことができます。
なので、ヒルトンのゴールドステータスを手っ取り早く目指すなら、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカードを持つのが一番の近道でしょう。
私は現在ゴールド会員ですが、これはヒルトンのタイムシェアを購入した時にもらえたボーナスポイントのおかげ。
今後ゴールドステータスをクレジットカードを発行して維持するかどうか、今回のヒルトン東京ベイでの宿泊時の特典を見て考えてみたいと思っていました。
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員の特典
ヒルトン・オナーズ・ゴールドにはこんな魅力的な特典があります。
- 朝食無料(会員と同室に宿泊の1名まで)又は1,000ポイント
- 無料の客室アップグレード
- フィットネスセンターとヘルスクラブ無料
- 1滞在につき無料のボトルウォーター2本
- デジタルチェックイン
- 優先チェックイン
- Wi-Fi無料
- レイト・チェックアウト
- エクスプレス・チェックアウト
- 2人目のお客様はご宿泊無料
- 5泊目無料宿泊
数ある特典の中でも特に気になるのが、朝食無料と客室のアップグレードです。
今回宿泊したヒルトン東京ベイの場合、朝食は大人3,661円(サービス料込)なので、2人分無料になると7,322円分お得になります。
子供料金は4歳以上が4〜8才2,257円(サービス料込)・9〜12才2,684円(サービス料込)でかかりますが、我が家の子供達は3歳以下なのでまだ無料です。
これだけでも年会費7,470円分にほぼ匹敵するので、お部屋のアップグレードも適用されれば1回の宿泊で十分元が取れてしまいます。
ヒルトン東京ベイでのプラスαの特典
- 駐車場料金:無料
ヒルトン東京ベイでは、通常1泊につき3,100円かかる駐車料金が、チェックアウト日の15:30まで無料になります。
今回の旅行の目的はディズニーシーですが、パーク内の駐車場に停めると、
- 2,500円(平日)
- 3,000円(土日祝日)
かかります。
なので、今回の宿泊では朝一にヒルトン東京ベイに車を停めて、最寄り駅「ベイサイド・ステーション」からモノレール「ディズニーリゾートライン」に乗ってディズニーシーまで行くことにしました。
ディズニーシーに行ったのは日曜だったので、これだけでも3,000円分お得になります(実際は大人2人分の行き帰りの電車賃520×2=1,040円かかりますが)。
ちなみに、シルバー会員時にヒルトン東京ベイ宿泊した時も駐車料金は無料で利用できたので、駐車料金のサービスはゴールドカード以上ということでもなさそうです。
シルバー会員も無料になる可能性はあるので、利用するときはホテルに直接確認してみてください。
ゴールド特典お部屋のアップグレードは!?
気になるヒルトン東京ベイでのアップグレードですが、ヒルトン東京ベイには3つのカテゴリーでお部屋がわかれています。
- ヒルトンルーム
- ハッピーマジック
- セレブリオ(セレクト・スイートにはラウンジアクセス権あり)
ゴールド特典では基本1ランク上のお部屋に空きがあればアップグレードをしてくれます。
ただし、ヒルトン東京ベイのお部屋のランクは少し複雑なので注意が必要です。
宿泊料金をみると、
ヒルトンルーム→セレブリオ→ハッピーマジック→セレブリオセレクト→セレブリオスイート→ハッピーマジックスイート
と、値段が上がっていくので、アップグレードもこの順番にされていきます。
赤字で書いている、セレブリオセレクトとセレブリオプラスはラウンジへのアクセス権がありますが、ハッピーマジックスイートにはありません。
今回私たちはセレブリオを予約しましたが、アップグレードされる場合は同じカテゴリーのセレブリオセレクトではなく、ハッピーマジックルームが案内されることになります。
セレブリオとハッピーマジックは、写真を見てもらうとわかりますがかなりテイストが違います。
マカロンカラーで近未来的なセレブリオ
絵本の世界観が広がりお部屋には子供が喜ぶ仕掛けがあるハッピーマジック
ハッピーマジックはファミリー向けのお部屋なので、セレブリオを選んでハッピーマジックにアップグレードされても微妙な方もいるような…。
我が家は前回はハッピーマジックに宿泊しているので、ラウンジ権のあるセレブリオセレクトを希望していましたが、予約の段階でハッピーマジックルームが満室だったのでセレブリオを選びました。
ハッピーマジックを飛び越えてセレブリオセレクトまで2段階のアップグレードができないかと、ちょっとした下心もありました。
デジタルチェックインではアップグレードなし
ヒルトン会員は専用アプリから前日からデジタルチェックインをすることができます。
アプリでチェックインをしようとしたところ、この段階ではアップグレードはされてはいません。
質問をしたいことがあったので、直接電話で当日のアップグレードは可能かどうかを聞いてみることにしました。
電話の対応で混乱
私がヒルトンに電話で聞きたかったことは以下の3つです。
- チェックインよりだいぶ前(7:30頃)に到着するが駐車場は利用してもOKか
- チェックイン前に荷物は預けられるか
- アップグレードはできそうか
上の二つは「大丈夫です」との回答をいただきました。ただし、駐車場は満車の場合があるので、その場合は利用できないとのこと。
肝心のアップグレードですが、この質問の回答でかなり混乱してしまいました。
私「ゴールド会員なんですが、アップグレードはできそうですか?」
ホテルの方「チェックインが15時なので、15時の段階で来ていただかないとわかりません」
私「(え?朝荷物預けて出かけるのに、また15時に戻ってチェックインしなきゃいけないの?デジタルチェックインもできるのに??)」
私「えっと。一旦チェックインのためにホテルまで戻ってこないといけないんですか?」
ホテルの方「はい。ルームキーをお渡ししなければいけないので」
私「ディズニーに行っているのでちょっと戻るのは面倒なんですが…。朝お部屋には入らないので、チェックインだけでもできないんでしょうか?」
ホテルの方「では舞浜の右でもチェックインのお手続きはできるのでそちらをご利用してはいかがでしょうか」
私「(舞浜の右??)」
頭の中は「?」でいっぱいです。
朝ホテルに着いて荷物も預けるのに、なぜルームキーを受け取るためだけにわざわざ戻らないといけないというんです。
舞浜の右については、どうやら舞浜駅の近くにもヒルトンのチェックインカウンター(?)があるらしく、そちらでもチェックインの手続きができるとのこと。
でも、ディズニーシーからわざわざチェックインのために舞浜駅まで出るのはなんだか納得できません。
何度聞いても同じことを繰り返すので、これはヒルトン東京ベイのオリジナルルールなのか!?と、私の頭は大混乱です。
最後にもう一度「朝一チェックインはできないんですか?」と聞いたところ、「それでも大丈夫です」となぜか急に回答が変わりました。
今までのこの一連のやりとりはなんだったんだ。
鍵渡せないからダメって言ってたじゃん。
突っ込みどころはたくさんありましたが、その場は電話を切りました。
電話のやりとりを隣で聞いていた夫に「不安だからもう一回聞いてみよう」と言われ、再度電話で確認をしたところ、電話対応してくれた方は先ほどの方とは違う方が対応してくれました。
その方の回答は、
「朝一でのチェックインはできる」「アップグレードはその場で空いていたら案内できる。ただし一つ上のハッピーマジックは現在満室なので希望に添えない可能性がある」
ほっと一安心です(^^;)
アップグレードできるかどうかも当日朝わかるようなので、そこでのチャンスを期待することになりました。
当日のアップグレードの結果は?
さて、当日のアップグレードの結果ですが、
セレブリオ→ファミリーハッピーマジックルーム
にアップグレードができました!!
ラウンジアクセス権のあるセレブリオセレクトには届かなかったものの、ゴールド特典のアップグレードはしっかりと提案してもらえました(^^)V
ハッピーマジックルームは3から4名用のお部屋ですが、このお部屋は2段ベッドがあり最大6名まで宿泊することが可能です。
対応してくれたホテルスタッフさんの説明もわかりやすく、とても丁寧で好感が持てました。
チェックアウト時間も12時のところを、13時までに延長してくれています。
正直、前日の電話対応で『次回からはヒルトンは利用するのはやめよう』と、ヒルトン熱の冷めていた私ですが、単純なのであっさりと心はヒルトンに戻りました(笑)
ちなみに、ヒルトンオナーは専用チェックインカウンターがあるはずですが、早朝だったためかみんな同じ列で待っていたので、ここはちょっと残念でした。
ハッピーマジックルームの客室の様子
私たちが宿泊するお部屋は5階。エレベーターを出ると、そこはもうハッピーマジックの世界が広がっています。写真左の木には子供が喜ぶ仕掛けがありました。
お部屋のドアにはいろいろな生き物のイラストが描かれてます。
私たちが泊まったお部屋はこちら。
初めての2段ベッドに3歳のお兄ちゃんは大興奮です。
「僕ここで寝るー」と大喜びでしたが、さすがに寝相も悪く落下が心配だったので、寝るときは普通のベッドで寝かせました。
レイアウトがなんだか斬新。写真右のベッドが横向きになっているため、テーブル前に広いスペースがあり、子供たちはそこで遊んでいました。
ゴールド特典のミネラルウォーター2本とウェルカムギフトのお菓子が置いてあります。
浴室はトイレとお風呂と洗面台が一緒になったタイプ。カーテンにもフクロウが描かれています。
写真を撮りそびれましたが、洗面台下には子供が利用しやすいように、切り株の形をしたステップが置いてあります。
子供用の歯ブラシやスポンジもあるのも嬉しいですね。魔女の形をしたスポンジを子供がとっても気に入っていました。
女性用の化粧水やクレンジングといったアメニティは置いていませんが、1階にあるコンビニエンスストアで購入することができます。
セーフティーボックスの下には大人用のパジャマ(上)と子供用パジャマ(下)があります。パジャマはどちらもワンピースタイプ?でズボンタイプではありません。
子供用のパジャマは身長100センチのお兄ちゃんが着て床スレスレ。小さいお子さんと泊まるならパジャマは持参した方がいいと思います。
我が家は下の子(1歳)に着せて寝かしちゃいましたが、ハイハイや歩いたりすると踏んで転倒するので危ないと思います。
クロゼットは広々。アイロンとアイロン台もありました。
お部屋の仕掛けや子供用アメニティに描かれているキャラクターの絵本が置いてあります。
お部屋には3つの仕掛けがあります。去年宿泊したのはハッピーマジックルームでしたが、仕掛けはファミリーハッピーマジックルームと同じでした。
テーブルにも実は仕掛けがあります。
テーブル右横についているコンセントには、USBケーブルを直接差し込めるタイプもあるので携帯の充電に便利です。
お部屋の鏡にも仕掛けがあります。
窓からの景色
翌朝は生憎の曇り空で写真が綺麗に撮れていませんが、オーシャンビューを選んだので目の前は海がどどーんと広がっています。
前回の宿泊はパーク側を選択しましたが、ディズニーまで距離があるのと目の前が駐車場なので景色は正直微妙でした。ただ、パーク側なら花火をお部屋から観ることができます。
ヒルトン東京ベイの朝食
今回ヒルトン・オナーズ・ゴールドの特典で楽しみにしていたのが、無料でついてくる朝食です。
ヒルトン東京ベイの朝食は6:30〜10:00まで利用できます。
私たちが行った時は、「ラウンジ・オー」と「フォレストガーデン」のふたつの会場から選べました。
8時過ぎに行きましたが、天気も悪く月曜のためかガラガラ。
店内にはディズニーの音楽が流れています。
ヒルトン・オナーは専用レーンがあります。混雑時も優先して案内してくれるのは嬉しいですね。
席に案内されると、ドリンクを聞かれテーブルまで持ってきてくれました。
ドリンクコーナーはありますが、これもヒルトンオナーズ会員だからなんでしょうか。途中でもグラスが空いているとスタッフがドリンクのオーダーを聞きに来てくれました。
キッズステーションにはポテトやパスタ、ワッフルなどが置いてありました。お子様用の甘口チキンカレーもありました。
中央にはおにぎりコーナーがありました。小ぶりなので子供が食べるのにもちょうど良いです。大人はいろんな味を食べられますね。
中華粥コーナーです。
パンコーナーにはパンプディングも。デザート系はパンプディングとフルーツくらいでした。
お味噌汁や納豆など和食コーナーもありました。
オムレツはその場でシェフが作ってくれます。
そして、ここからは子供2人にお行儀よく食事をさせるため母は格闘。
子供用の紙エプロンも用意してくれているのでお洋服を汚さずに食べさせることもできました。こういう小さな気遣いは嬉しいですね。
それ以外のヒルトンの施設
「FRESH CONNECTION」ではサラダ、ピザ、パニーニ、ドリンクなどを購入することができます。別途サービス量がかかりますが、頼めばお部屋まで届けてくれます。
【FRESH CONNECTION】
- テイクアウト:7:00~23:00
- お部屋へのデリバリー:(朝) 7:00~11:00 (ディナー)17:00~23:00
セレブリオのラウンジがこちら。次回宿泊するならこちらもぜひ利用してみたいです。
ディズニーストアもヒルトン内にはあります。さすがオフィシャルホテル!
パークで買いそびれたお土産もここで探すことができます。
【ディズニーファンタジー】
- 月~木:8:00~21:00
- 金土日祝:8:00~22:00
ヒルトンゴールド会員はどのくらいお得に宿泊できたのか
今回の宿泊はヒルトンのセール時に予約したので割引率は30%。一泊15,087円でした。
宿泊した日のファミリーハッピーマジック(オーシャン)は朝食なしのシンプルステイだと23,500円です。
今回の宿泊にかかった費用と、本来支払うべき金額の差額を計算すると、
実費 | 通常 | |
宿泊料金 | 15,087 | 23,500 |
駐車料金 | 0 | 3,100 |
朝食料金 | 0 | 7,322 |
支払い金額 | 15,087 | 33,922 |
差額 | 18,835 |
年会費を払ってヒルトンゴールドカードを作ったとしても、これなら一泊でしっかりと元は取れそう。なんと18,835円もお得!!
毎年1回はヒルトンを利用するなら、ゴールド会員を維持する価値はありそうです。
おわりに
今回のヒルトン宿泊は、電話で問い合わせをした時は「あれ?」と思うこともありましたが、全体的には快適に過ごせました。
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員特典もしっかりとつけてもらえたので大満足です。
でも、我が家の場合はヒルトンのタイムシェアを所有しているため、海外旅行ではホテルよりもそちらがメイン利用になります。
あまり頻繁にホテルを利用する機会はないので、クレジットカードを作ってゴールドステータスを維持するかは悩むところ。
JCBクラスの特典で毎年ディズニーのチケットがもらえるので、ディズニー旅行は年に1回はしますが、ヒルトン以外のホテルも利用してみたい気持ちもあります(ミラコスタ泊まりたい!)。
ということで、このままゴールドステータスを維持するかどうかは、次回宿泊する機会があればそのときにまた考えようと思います。
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