2019年3月、2歳と4歳の子供を連れて家族で箱根彫刻の森美術館に行ってきました。
実は箱根彫刻の森美術館は、私が子供の時大好きだった場所。
自分の子供も好きになってくれたらいいなと思って連れて行きましたが大正解でした。
箱根彫刻の森美術館が子連れにおすすめな理由はふたつ。
- 子供向けの遊具型アートが充実
- 広すぎず子連れにもちょうど良い広さ
彫刻の森美術館はアートの知識がまったくなくても十分楽しめる体感型の美術館です。
子連れ目線でレポートをしたいと思います。
- 箱根彫刻の森美術館の入館料・割引情報・アクセスなど基本情報をチェック
- 箱根彫刻の森美術館を2歳と4歳の子供でどう楽しむ!?
- 箱根彫刻の森美術館のお土産
- 箱根彫刻の森のレストラン
- 箱根彫刻の森美術館は子連れにおすすめ♪
箱根彫刻の森美術館の入館料・割引情報・アクセスなど基本情報をチェック
私たちが箱根彫刻の森美術館に行ったのは土曜日の14時ごろでしたが、チケット売り場はそこそこ混んでいました。
箱根彫刻の森美術館の入館料は以下になります。
ちなみにクレジットカードは使えません(´・ω・)現金のみです。
大人が1,600円とお高めではありますが、幼児は遊べるアートが充実しているのに無料なのでそこまで割高感はありません。
チケット売り場の隣には無料(返却式)のコインロッカーがあります。荷物を預けたい人は入館前にロッカーを利用しましょう。
毎週土曜日はファミリー優待日
さらに、毎週土曜日は保護者1名につき小学生と中学生がなんと5名まで無料です。
インターネット画面提示で100円割引
箱根彫刻の森美術館の入館料は、インターネットの画面の提示で100円引きになります。
画面を見せるだけなのでチケット購入前は必ず公式サイトの割引画面を見せましょう。↓
彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM|割引券
箱根彫刻の森美術館へのアクセス
【電車やバスの場合】
[電車]小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
[バス]小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車
【車の場合】
箱根彫刻の森美術館の駐車料金
箱根彫刻の森美術館の駐車場は有料です。
美術館来場者は5時間までは500円。
5時間を過ぎた場合や、レストランや売店の利用だけの利用は1時間あたり500円がかかります。
駐車場の割引は美術館のチケット販売所で行っているので、駐車券を忘れずに持っていくようにしましょう。
箱根彫刻の森美術館を2歳と4歳の子供でどう楽しむ!?
箱根彫刻の森美術館は、子連れ向けのモデルプランを公式サイトに載せるほど子連れウェルカムな美術館です。
彫刻の森 美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM|彫刻の森の楽しみ方
子連れでどうやって周ったらわからないという人は、公式サイトの子連れ向けコースの通りに一周するとよいでしょう。
所要時間90分~120分のモデルプランですが、3番の『しゃぼん玉のお城』と、5番の『ネットの森』に入ると子供はなかなか離れません。
時間に限りがある人は、まずは『しゃぼん玉のお城』と『ネットの森』で遊んでからまわると時間の調整がしやすいかもしれませんね。
まずは彫刻の森宝探しラリーに申し込み&ベビーカーのレンタル
我が家の2歳児は一緒に歩くと抱っこ抱っこで大変なので、入口を入って左手にある本館ギャラリーでベビーカーをかりることにしました。
ベビーカーの貸し出しは無料です。
音声ガイドもあり(500円)
本館ギャラリー1Fでは、タッチペン式の音声ガイドの貸し出しも行っています。
私たちは借りなかったんですが、タッチペン式なら子供も宝探し気分で楽しめそうです。
彫刻の森 宝探しラリー(300円)
と、ここで興味深い広告を発見。
「彫刻の森宝探しラリー」??
彫刻の森美術館に眠っている7つのお宝をラリーマップを見ながら探していくという子供向けのプログラム(有料:300円)です。
最後にお宝がもらえるということで、ケンカしないように兄妹二人分を購入しました。
宝探しラリーをしながら探索スタート
最初勘違いしていたんですが、この宝探しラリーは宝箱を探すわけでも、スタンプラリーをするわけでもありません。
館内マップの宝箱が書いてある位置にある彫刻を見つけて、彫刻のシールを貼ってラリーを完成させます。
そして、探し出したお宝の中で一番大きな彫刻を見つけて、宝箱の番号を答えられたらミッション完了。
4歳児が一人でやるのには難易度が高くはありますが、親がサポートをしてあげれば十分楽しむことができます。
※宝探しアートは見つける楽しみもあると思うので割愛させていただきます。
子連れモデルプランに載っていないアートでも子供たちは興味津々。
宝探しの地図片手に、寄り道をしながらうろうろします。
子連れ足止めスポット「しゃぼん玉のお城」を発見しました!
お兄ちゃん「ママ!!キャッソーーー(キャッスル)あるよ!!!」とこの地点で大騒ぎです。
子連れが楽しむアートその1:しゃぼん玉のお城
ダイヤモンドの結成構造を拡大した巨大ジャングルジムです。
ポンキッキでよく映っていたので懐かしさを感じる人もいるのではないでしょうか。
中に入って遊べるのは小学生まで。画像右側が未就学児、左側は小学生以上と別れて遊べます。
4歳児はよじ登りながら遊べますが、2歳児は上に登るのには背が足りず…。
お兄ちゃんが妹のお尻を押したりひっぱったりと頑張ってくれましたが、途中であきらめて妹は下層部分で遊んでいました。
これ、中が上下左右と迷路になっているので上に行くのもなかなか大変。
お兄ちゃんは頑張っていましたがてっぺんまでは行けなかったようです。
実はこのアート、結構危険だったりします。
早く登ろうと駆け上がる子がいたりすると、周りにいる子供が吹っ飛ばされてシャボン玉内をゴロンゴロンと転げ落ちたりすることも…。
とくに小学生エリアは激しい感じの子供が多かったのか、泣いている子をちらほらみました。
※ネットの森で遊べるのは小学生まで。雨の日は利用できません。
『浮かぶ彫刻3』と鯉のいる池
妹も飽きてきたので、お宝を探して探検再開です。
浮かぶ彫刻と鯉のいる池は階段でしか行けません。ベビーカーの妹とパパは上で待っていてもらってお兄ちゃんと行ってきました。
ゆらゆらと浮かぶ赤い彫刻の前では鯉に餌やりができます。
鯉のエサは50円で販売していました。
足跡のある吊り橋。こういうのって子供心をくすぐりますよね。
吊橋が結構揺れてスリリングでした。
キュートなんだかシュールなんだかわからないアート多し。
でもなんだか見ていて癒されます。
子供が楽しむアートその2:ネットの森
木造ドームの中には、カラフルなネットがつなぎ合わさった巨大なハンモックがあります。
このネット、なんと手編みです!
体全体を使って遊びながら色彩感覚や造形感覚を刺激してくれるんだとか。
ネットの下にある穴から中に潜り込んで、上へ上へと登る子供たち。
お兄ちゃんもネットの森では一番上まで登れたので嬉しそうでした。
※ネットの森で遊べるのは小学生まで。雨の日は利用できません。
ここまでで、彫刻の森美術館の半分を周ったことになります。
そろそろ疲れてきたのでピカソ館は今回はパスをしてカフェで休憩することにしました。
カフェはピカソ館を抜けて少し歩いたところにあります。
The Hakone Open-Air Museum Café
ブリオッシュにジェラートが入ったジェラート・コン・パーニュ(500円)を購入。
カフェの中にはお土産屋さんもあります。
スペースは小さいですが、可愛らしいお土産が並んでいます。
左下の子供の絵が描いてあるパッケージはアレルギーがあるお子さんでも食べれるクッキーでした。
店内入ってすぐのイートインスペースはかなり混んでいたんですが、奥のカフェスペースは空いていました。
カフェを利用する時は、店内奥までチェックしましょう。
幸せをよぶシンフォニー彫刻
カフェを出てすぐ目の前には、『幸せをよぶシンフォニー彫刻』があります。
左手には無料の足湯もありますが、子供たちが大人しく足だけを温泉につけて終わる気がしません。
足湯には立ち寄らず、『幸せをよぶシンフォニー彫刻』に向かうことにしました。
ちなみに、足湯では100円でハンドタオルの販売をしています。
手ぶらできても気軽に利用できるのはいいですね。
『幸せをよぶシンフォニー彫刻』の中央は螺旋状の階段になっています。
お兄ちゃんと「きれいだね~」なんて笑顔で螺旋階段を登ってい私ですが、途中で気が付きました。
た・・・高い・・・。
どうやら私は高いところが苦手だったようです。
螺旋階段の下が丸見えな作りに途中からすっかり怖くなり途中で断念。
お兄ちゃんだけ上へ向かってもらうことにしました。
私は階段の中央部分にある柱に掴まり、一生懸命心を落ち着かせながらお兄ちゃんが戻ってくるのをじっと待ちます。
下で待っていた夫に「お兄ちゃん一人で上まで行ったんだよ」と報告をすると、「下から見えたよ~。なんで一人なんだろうって思った」と言われました。
どうやら『幸せをよぶシンフォニー彫刻』の上は展望台になっているようです。
お兄ちゃんは元気に頂上から手を振ってパパにアピールをしていたんだとか。
展望台から箱根を一望したらきれいなんでしょうね。
高いところが平気な方はぜひ行ってみてください。
ミス・ブラック・パワー
途中で見つけた彫刻『ミス・ブラックパワー』(左)に子供がくぎ付けに。かなり巨大です。
右側に大の字になって寝ている彫刻も気になります。
めだまやきのオブジェ
休憩所の目玉焼きベンチ。子供たちはここでも大興奮していました。インスタ映えを狙った大人にも人気です。
まだまだ子連れで楽しめるスポットはありますが、我が家はここでタイムアウト。
お土産屋さんにさらっと寄り道して帰るこることにしました。
箱根彫刻の森美術館のお土産
お土産コーナーはかなり充実していると思います。
オフィシャルグッズからアーティスト作品まで、様々な商品が並んでいました。
箱根彫刻の森のレストラン
私たちが利用した『The Hakone Open-Air Museum Café』以外に、箱根彫刻の森にはレストランが ふたつあります。
ベラフォレスタ
ベラフォレスタはお土産屋さんに併設するビュッフェレストランです。
営業時間
平日 11:00 〜 15:30(最終入場 15:00)
土日祝 11:00 〜 16:00(最終入場 15:00)
※冬季営業時間変更有り
料 金
大人(中学生から)2,160円(税込)
小学生 1,750円(税込) 小学生(家族割引)1,620円(税込) 幼児(3歳から)810円(税込)
彫刻の森ダイニング
箱根の山々を見渡せる景色の良さが素晴らしいですね。シーフードカレーが有名なようです。
キッズプカレーやキッズプレートもあります。
営業時間 10:00〜17:00(ラストオーダー16:30)
箱根彫刻の森美術館は子連れにおすすめ♪
箱根彫刻の森美術館はどの年代でも楽しめる施設ですが、子連れにとくにおすすめです。
休憩できるベンチや水飲み場もあるので、疲れたらすぐ休憩できるのも大人には有難かったです^^
箱根彫刻の森美術館は、箱根の景色や季節をたっぷりと感じられる美術館です。
子連れじゃなくても、私のように芸術にうとくても満喫できるので、箱根に行くなら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。