2018年7月10日、ホノルルで新たなカーシェアリングサービス「Hui」がスタートしました。
専用アプリを使えば、簡単に予約からキーロックの解除やエンジンの始動、清算までをすることができ、面倒な手続きをすることなく車を利用することができます。
しかも、時間単位でレンタルできるので、スーパーでお買い物をしたい時など、隙間時間にちょこっと利用の可能!
今回は、そんなハワイの新たな交通手段に仲間入りした「Hui」についてご紹介したいと思います。
- Huiとは
- Huiの利用方法
- Huiで利用できる車種
- Huiが利用できる人
- 使用時の注意事項
- Huiの料金
- Huiに含まれるサービス
- キャンセル料金
- Huiのメリット
- Huiのデメリット
- まだまだ未知数の「Hui」今後に期待大!!
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Huiとは
Huiは、「Toyota Connected North America」とトヨタ新車販売代理店「Servco Pacific」が共同事業開発し、新たにホノルルでスタートさせた完全セルフサービスのカーシェアリングです。
利用者は専用のアプリをダウンロードすることで、特定の予約スペースに駐車してあるレンタカーを予約することができ、キーレスで車のロックの解除~支払いまでを完了させることができます。
アプリに入っている地図からは、レンタル可能な車の位置をチェックすることができ、
車は24時間いつでも利用可能。
ヘルプデスクやロードサービスアシスタントも24時間利用することができます。
2018年7月現在は、25カ所にカーシェアリングステーションが設置されていますが、今後はさらに展開していく予定のようです。
Huiの利用方法
気になるHuiの使用方法についても調べてみました。実際に使った方の話も聞きましたが、とても簡単そうです。
【事前にすること】
専用アプリに登録
- 個人情報の登録や運転免許証番号の登録
- 違反行為についての質問への回答など
利用したい車を予約
- 使用したい車を地図でチェック
- 空いていれば予約
【利用日にすること】
- 予約した車を駐車場まで取りに行く
- アプリでロック解除
- 車内や車体の汚れや傷などをチェックして報告
- ドライブ
- 借りた場所と同じ駐車場に返却
- 車体の状態を確認して問題なければ「End Reservation」を押す
- 清算
基本的にアプリ内で完結するので、誰かと英語でやり取りをする必要がありません。
Huiで利用できる車種
Huiが利用できる人
米国免許証保持者
- 19歳以上
- 運転免許取得後18ヶ月以上経過していること
- 過去18ヶ月間に軽度な違反が3件未満
- 過去36ヶ月間に重大な違反がない
国際運転免許証保持者
- 米国免許証保持者と同じ
- 25歳以上
国際免許証があれば、米国免許がなくてもHuiは利用できるようです。
使用時の注意事項
- カーシェアリングを利用できるのはアカウント本人のみ
- 喫煙不可
- 飲食物は持ち込みOK。ただし、食べこぼしなどで汚した場合は清掃費をとられることもあり。
- 返却時にガソリンを4分の1以上残しておく
- すべての窓やトランクをしっかりと閉める
- レンタルした場所に返却をする(→将来的には他のステーションにも返却可能になる予定)
ガソリンがなくなりそうな場合は、車に燃料カードが入っているので、それを使用して給油をすることができます。
レンタル代にガソリン代は含まれているので、給油時に支払いをする必要はありません。
Huiの料金
Huiの料金プランは2種類ありますが、現在利用できるのは、月会費が必要なプラン1種類のみです。
「ELITE」プラン
- 月会費:14.95ドル(現在キャンペーンで3か月間無料)
- 1時間9.95ドル~
- 1日79.60ドル~
「FREEDOM」プラン
現在準備中
- 1時間12.95ドル~
- 1日103.60ドル~
月会費がないぶん料金は少し高くなりますが、旅行者にとっては「FREEDOM」プランのほうが利用しやすそうです。いつ頃から開始するのかは未定ですが、気になりますね。
Huiに含まれるサービス
- 車両保険
- 24時間体制のロードサイドアシスタンス
- 税金
- メンテナンス費
- 清掃費
- ガソリン代
キャンセル料金
- 3時間前までにキャンセル:無料
- 3時間を過ぎた場合:利用料の70%を請求
- キャンセルをしなかった場合:全額請求
Huiのメリット
カーシェアリング「Hui」の魅力は、なんといってもその手軽さだと思います。
- 面倒な手続きが不要
- 英語を話さなくても完結する
- チップ不要
- 1時間から利用できる
- 駐車料金不要
ホノルルに滞在していると、現地のスーパーでお土産や食材を大量に購入したい時もあ
ると思いますが、Huiなら1時間からレンタルができるのでとっても便利です。
レンタカーのように、わざわざ長い時間を借りたり、レンタル中の駐車場代を支払ったりする必要もないので、少しの時間利用したい人にとっては節約ができそうですね。
Huiのデメリット
一方、Huiのデメリットは、計画的に行動をしたい人には向いていない点でしょうか。
カーシェアリングステーションは25カ所ありますが、それぞれ数台しかありません。
そのため、自分に近くのステーションで、タイミングよく空車を見つけることは難しそうな気も。
また、まだまだ新しいサービスのため、国際免許証がOKとなっていますが、どのように手続きをして、事故記録の有無を証明するかなどがいまいちわかりません。
さらに、「Hui」専用アプリは日本からはダウンロードができないので、かなり行き当たりばったりな利用になってしまいそうです。
我が家の場合は子供がまだチャイルドシートが必要な年齢なので、そこもかなりのデメリットに感じました。
まだまだ未知数の「Hui」今後に期待大!!
始まったばかりのサービスのため、現在把握できる情報はこのくらいでした。
実際にハワイに在住している知人は「とっても便利」と絶賛していましたが、日本から訪れる観光客に浸透するのはもう少し先になりそうです。
ちなみに、我が家のホームステイであるヒルトングランドアイランダーから利用する場合は、ダブルツリーホテルの裏手にあるステーションが一番近そう。家族で利用するのは難しそうですが、夫が単独で買い物に行きたい時などには利用するかも?また、何か情報がわかれば追記していきたいと思います。
Hui公式サイト:https://www.drivehui.com/