子連れでハワイでレンタカーを借りたい人必見!
ハワイでレンタカーを借りたいけれど、子連れの場合気になるのがチャイルドシートやブースターシートの着用についてです。
チィルドシートやブースターシートは、
- 日本からいつも使っているものを持参する
- 現地で購入する
- レンタカー会社からレンタルする
この3つの選択肢で迷うことがほとんどだと思いますが、それぞれにメリットとデメリットがあるので迷う人も多いと思います。
特に気にして欲しいのがハワイ州の法律。メリットだけを見ていると、もしかすると法律違反をしている可能性もあるかもしれません。
ハワイでの子連れレンタカーをお得&安全に利用したい人のために、それぞれの特徴をまとめました。子連れでレンタカーを借りる際の参考になれば幸いです。
マイルを貯めてお得に ハワイに行きたい方はこちらの記事をご覧ください。
- 子連れでハワイでレンタカーを借りたい人必見!
- ハワイ州のチャイルドシートの義務について
- 1・日本からチャイルドシートを持参する
- 2・ハワイでチャイルドシートを購入する
- 3・レンタカー会社でチャイルドシートをレンタルする
- 0歳2歳子連れの私たちが選んだレンタカー会社:ホノルルオートレンタル
- まとめ
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ハワイ州のチャイルドシートの義務について
まず知っておきたいのが、ハワイ州でのチャイルドシートやブースターシートの着用義務について。
日本の法律とは違うので、日本基準で考えているとうっかり法律違反をしてしまうかもしれません。しっかり確認しておきましょう。
チャイルドシート(ブースターシート)が必要な年齢・身長・体重
ハワイ州の法律では4歳未満のお子さんが車に乗る場合はチャイルドシートの着用が、8歳未満のお子さんの場合はブースターシートの着用が義務付けられています。
違反した場合は4時間の交通安全教育クラスの受講と100~500ドルの罰金が、たとえツーリストだったとしても科されます。せっかくの楽しいハワイ旅行を台無しにしてしまわないためにも、しっかりと以下の基準を守るようにしてください。
(1)チャイルドシード(ベビーシート・インファートシート)
- 新生児~1歳
- 身長約145㎝以下
- 体重約9kg以下
- 後部座席で後ろ向きに着用すること
(2)チャイルドシード(ベビーシート)
- 1歳~4歳未満
- 体重約18kg以下
- 後部座席で着用すること(2歳以降は前向きで着用OK)
(3)ブースターシート(ジュニアシート)
- 4歳以上~8歳未満
- 身長約145㎝以下
- 体重約45kg以下
- 後部座席で着用すること
※正確な情報はレンタカー会社にご確認ください
注意:9歳未満の子供を車に放置すると罰金
正確には、12歳以上の付き添いがなく5分以上車内に放置すると違法です。500ドル以下の罰金がかかるので注意してください。
1・日本からチャイルドシートを持参する
日本からハワイにチャイルドシートを持ち込む場合のメリットとデメリットを見てみましょう。
チャイルドシートを持参するメリット
- 普段使っているものなので取り付けやすい
- 空港からすぐに使える
- レンタル料金を抑えることができる
チャイルドシート持参するデメリット
- 大きいので荷物になる
- ハワイ州の法律基準を満たしていない可能性が高い
チャイルドシートを持参するメリットは、何と言っても費用を抑えられることです。ほとんどの航空会社はチャイルドシートは無料で持ち込みができるので、袋に入れて預ければOKです。
また、ハワイの空港でレンタカーを利用する場合、そのまま車に取り付けられるので、チャイルドシートのレンタル料金を抑えることができます。
要注意:日本のチャイルドシートは実はハワイ州の基準を満たしていない
ハワイでは、米国の安全基準を満たすFMVSS 213規格で認証されているチャイルドシート以外を使用していると法律違反になってしまいます。
日本のチャイルドシートはヨーロッパ規格ECE/R44に準拠しているので、ハワイ州での使用は認められていません。
これを知らずに日本から重い思いをしながらチャイルドシートを持って行ったとしても、警察に捕まれば4時間の交通安全教育クラスの受講と100~500ドルの罰金。さらに、万が一事故にあってしまえば保険金がおりない可能性があります。
ハワイで使用できるチャイルドシートは日本で購入できるのか?
日本では2006年まではアメリカの安全基準であるFMVSSに準拠したチャイルドシートが採用されていましたが、2007年以降はヨーロッパ規格ECE/R44に変更になりました。
そのため、2012年年7月以降はヨーロッパ規格を満たしたものしか販売されていません。
アマゾンで調べたところ、現在販売されているチャイルドシートにはどちらの基準も満たしてるものもありましたが、普段使用しているチャイルドシートを日本から持ち込むのであれば、アメリカの安全基準を満たしているかどうかをしっかりと確認するようにしましょう。
4歳以上なら持ち運べるブースターシートもおすすめ
ブースターシートのみの利用であれば、コンパクトで持ち運びができる『mifold』がおすすめです。
アメリカでも販売されている商品ですが、ECE R44/04取得済みなので日本でも使うことができます。
2・ハワイでチャイルドシートを購入する
ハワイでチャイルドシートを購入してレンタカーに取り付ける場合のメリットとデメリットを見てみましょう。
ハワイでチャイルドシートを購入するメリット
ハワイでチャイルドシートを購入するデメリット
- 持ち帰るとき荷物になる
- 説明書が英語なので取り付けが難しい
- 購入してからレンタカーまで持っていくのが面倒
- 空港からすぐ使えない
レンタカー会社で借りるチャイルドシートは他の人も使用しているものなので、衛生面に心配があります。実際にチャイルドシートをレンタルした人の口コミを見てみると、食べこぼしがあったなんて話もあり、親としては心配になってしまいます。その点、新品を現地で購入すれば、安全面も衛生面もクリアしているので安心です。
アメリカ基準のものでも日本での使用OKなので、そのまま持ち帰って使うこともできます。ただし、帰りはただでさえお土産などで荷物も増えるので邪魔になってしまうかもしれないので、購入は計画的にするようにしましょう。
購入するならWalmartがオススメ
ハワイのアラモアナセンターのすぐ近くのWalmart(ウォルマート)では、お手頃価格でチャイルドシートが販売されています。
アラモアナセンターまではトロリーを使えば簡単に行けるので利用しやすいと思います。
しかも日本で販売しているチャイルドシートと比べると比較的安価で購入できるのも◎。レンタルする日数によってはチャイルドシートを購入した方が、安くできる場合もあります。
3・レンタカー会社でチャイルドシートをレンタルする
チャイルドシートはレンタカー会社でレンタルをすることもできます。
レンタカー会社でチャイルドシートをレンタルするメリット
レンタカー会社でチャイルドシートをレンタルするデメリット
- 衛生状態が悪い場合がある
- レンタカー台とは別にチャイルドシートのレンタル料金がかかる
現地で新しいチャイルドシートを購入した場合、取り付けるのにかなり手間取りそうです。その点、レンタカー会社にチャイルドシードをレンタルする場合は、取り付けも向こうで行ってくれるのでとても楽です。
ただ、やはりレンタルする場合はレンタル料金がかなりネックになりそうです。1日あたり10ドルから14ドルくらいがレンタル代の目安になりますが、借りる日にちが長ければ長いほど、お財布への負担も高くなってしまいます。
レンタカー会社によってチャイルドシートのレンタル料金や、チャイルドシートのレンタル料が無料になるキャンペーンなどがあるので、できるだけお得に利用できるレンタカー会社選びをすると良いでしょう。
レンタカー会社別チャイルドシートレンタル料金比較表
- 1台無料
- 2台目以降は1台14ドル(税別)/1日
- オープンキャンペーン期間中は2つまで無料
- 1台10ドル(税別)/1日
- 1台13.99ドル(税別)/1日
- チャイルドシート2台まで無料
※2018年1月8日現在
0歳2歳子連れの私たちが選んだレンタカー会社:ホノルルオートレンタル
我が家は2017年の9月にハワイに家族旅行で行きましたが、子供が二人いるためチャイルドシートが2台必要だったので、2台までチャイルドシートのレンタルが無料のホノルルオートレンタルを利用しました。
宿泊していたホテルはヒルトンハワイアンビレッジ内にあるグランドアイランダーですが、徒歩圏内にあり、同じビル内にある駐車場の利用料金も1日10ドルと激安!ヒルトン内は駐車場台が高いので、これはかなり助かりました。ヒルトン宿泊者には特にオススメです。
チャイルドシートは0歳児は後ろ向きのインファントシート、2歳児は前向きのチャイルドシートを借りました。どちらも古くはあるものの、口コミによくあるような「パンくずが落ちていた」「虫がいたのかかぶれてしまった」などといったことは全然ありませんでした。日本人が経営しているので、そういった点もしっかりチェックしているのかもしれません。
車の貸し出しや返却も全て日本人が対応してくれたので、コミュニケーションによるストレスがないのもよかったです。
2018年5月に再び利用してきました。詳しい説明はこちらをご覧ください。
まとめ
ハワイで子連れでレンタカーをする場合、日本の法律とは違うことをしっかり認識しておきましょう。
チャイルドシートを日本から持参する人もいるようですが、日本で現在販売されているチャイルドシートのほとんどは米国の安全基準を満たしていないので、うっかり法律違反になってしまうので注意が必要です。
レンタカー会社を選ぶときは車のレンタル料金にプラスして、チャイルドシートの料金も追加でかかります。
レンタカー会社によっては2台まで無料になるので、トータル金額がどのくらいになるかをしっかり比較するようにすると良いでしょう。
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